腱鞘炎とは違う


交通事故に遭った瞬間には、自覚症状がないといったことは珍しくありません。人間の筋肉は、一瞬にして緊張して体を守ろうとします。防御するということになりますが、この緊張は時間とともにゆっくりと解き放たれていくことになるのがポイントです。ダメージを負っていても、筋肉の緊張により気が付かない場合も、時間とともに痛みが出てくることがあります。後日手首にしびれを感じるというのも子のひとつです。

TFCC損傷TFCC損傷は、かなり重大な症状と考えていいでしょう。神経症状のひとつでもあり、なかなか病名が判明しません。これが大きな問題で、慰謝料や治療費の請求をしたくても、交通事故との因果関係が証明できないというケースが出てくるからです。

TFCCとは、三角繊維軟骨複合体と呼ばれる部分ですが、手首の付け根部分にある軟部組織と考えるとわかりやすいでしょう。骨ではなく、人体や関節円板といった部分です。この部分が手首をついたときにクッションの役割をしていますが、あまりに強い衝撃に耐えられず損傷してしまうというケースがTFCC損傷になります。手首のしびれのほかにも典型症状としてひねったりしたときに痛みを感じるという症状があげられますが、腱鞘炎とは全く異なるものです。


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